Archive for the 'インスピレーション' Category

オーラソーマの世界(ポッドキャスト番組第6回)

03/29/13

第6回のポッドキャスト番組では、前回に引き続き、田中恭子さんにお話を伺いました。オーラソーマとは?というところから始まって、この世界に引き込まれたきっかけや、実際に現在はどのような形でセッションを行っているか、今後はどのようなアイディアをお持ちであるか・・・というところまで、じっくりと語っていただきました。

オーラソーマをきっかけに何が変わったか?というご質問には、「自分をより受け入れられるようになった」とおっしゃっていた恭子さん。自分についてよりよく知ることそれ自体は、すぐさま自分を受け入れることにつながるわけではないかもしれませんが、初めの一歩であることは確かなのだな・・・と感じました。

恭子さんはアメリカに来て30年ほどというタイミングで、さらに新しい分野に挑戦されています。これからアメリカでキャリアを築こうという人だけでなく、「今さら・・・」という周囲や自分自身の言葉によって、やりたいことに一歩踏み切れない人にとっても、とても勇気づけられるお話だと思います。それではお楽しみ下さい!

旅する人生(ポッドキャスト番組第3回)

03/09/13

今年始めたポッドキャスト番組は、毎週金曜日に新しいエピソードを配信しています。第3回は前回の続きで、1月に我が家に2週間ほど滞在したネイサンへのインタビュー。今回は、放浪旅というライフスタイルについてじっくりとお聴きしました。

エピソード中に出てくる「トラベル・ハッキング」とは、安上がりに旅行をするための様々なテクニックのことで、主なものにはマイルを貯めて航空券を購入するというものがあります。ネイサンはサンディエゴからハワイに、マイルを使って往復5ドルで行ったと語っていました。日本でも、使うたびにマイルが貯まるクレジットカードを持っている人は多いと思いますが、アメリカでは「アカウントを作ってからXXヶ月以内にXXドル使うと3万マイル」などというボーナスマイルがついたオファーがよく送られてきます。このブログでも何度も書いているクリス・ギレボーというブロガーは、この4月にノルウェーを訪れると「世界中の国に全て行って見る」というプロジェクトが終わるのですが、彼はこの世界旅行をほとんど全てマイルでまかなったそうです。ハードコアな旅人たちの中では、クレジットカードを超えた様々な「マイルを貯めるテクニック」がネットで共有されています。ネイサンも初めてこのトラベルハックの手法をクリスのブログで知ったときには人生がひっくり返った・・・と言っていました。

旅する人生を歩むネイサンとのインタビュー、お楽しみください!

ポッドキャスト番組第2回:世界征服サミットについて語りました

03/01/13

ポッドキャスト第2回は、我が家に滞在したカウチサーファーのこの彼にインタビューしました。2週間ほどの間に、料理を作ってもらったり、ぽっどキャスト番組作成について相談に乗ってもらったり、はたまた人生について語り合ったりと、とても有意義なつながりを築くことができました。これから3回にわたってお届けする彼とのインタビュー、初回は私たちが知り合うきっかけとなった世界征服サミットについてじっくりと語り合いました。全米中を過去2年半にわたって旅をしている彼は、今から数ヶ月はロサンゼルスに滞在する予定とのことです。ではお楽しみ下さい!

心も身体もやすらぐお店”VegiLicious”

02/18/13

先日、一家でロサンゼルスに行く機会があり、帰り際に長年の友人夫妻が新しくハンティントン・ビーチにオープンしたレストランに行ってきました。その名もベジリシャス。VegiLiciousはVegetable(野菜)と Delicious(美味しい)を組み合わせた名前で、看板にはAll Natural Vegan Cafeとも書かれています。

このレストランがオープンするまで、お二人の日本での経験からは想定できなかったような様々なチャレンジがあったと聞いていますが、そのひとつひとつを、二人で力を合わせて乗り越えてこられた友人夫妻。お店のグランドオープンから2週間というタイミングでやっとお店を訪れ、ドアから店内に入ったときは「おめでとうございます!」という言葉とともに、まるで生まれたての赤ちゃんを抱っこした友人を訪ねているときのような気持ちになりました。

お店に入ってテーブルにつくと「そういえば(オーナーシェフの)昭さんが家具やさんに行って悩みながら椅子を選んだっけ」とか、レストランの照明を見て「ランプのシェードは(オーナーシェフの奥さんの)あっちゃんが手作りしたんだった」とか、この1年ちょっとの間に、たまに会う機会にお二人から聞いたり、Facebook上でシェアされていたりしたひとつひとつのエピソードが思い出されてきて、食事前から本当に感慨深くなってしまいました。とはいっても3人の子連れということで、道中にネットでチェックしてあらかじめ決めてきたメニューを注文し、ひとつひとつ運ばれてきたお皿を三男の手の届かないところに置きながら食べ始めました。ご飯の写真を撮る余裕もない中、コーン・クリーム・チャウダーを11ヶ月の三男にあげたら「もっともっと!」。手を伸ばしたところをパチリ。快心の一枚の撮影に成功しました。

昭さんはこのレストランをオープンするずっと前から、AkiraTVというUstreamの番組をアメリカ西海岸の毎週土曜日夜10時からやっています。先日の番組では、改めて「VegiLicousのこだわり」について語っていました。お店で出される食事は、一切の合成添加物や化学調味料は使用しておらず、また調達が非常に難しいもの以外は全てオーガニックの食材が使われています。また、低脂肪・低塩分・低砂糖・低オイルのレシピで作っているメニューばかりなので、毎日食べても「体にいい」ご飯なのです。看板メニューはカレー。何種類もの中からこの日は豆腐カレーを頂きましたが、こちらのブログにも書かれているように、このお店のカレーは大量の野菜を長時間煮込んだもので、カレーの中身はほとんど野菜とのこと。そうか野菜を食べていたんだ・・・と後になって納得がいきました。こちらのカレーは次男に大ヒットで、何回もお代わりをしていました。

このレストランのあるハンティントン・ビーチはサンディエゴから車で1時間半ほどかかるので、ちょっとランチに・・・というには若干遠いところですが、オレンジ・カウンティやロサンゼルス方面に行く際には(あるいは口実を作って!)また食べに行きたいと思います。お店のウェブサイトはこちら、Facebookページはこちらです。お近くに行かれましたら、是非お立ち寄り下さい!



カウチ・サーファーの悩み

02/04/13

こちらの記事に書いたカウチ・サーファーのネイサンは、我が家に2週間ほど滞在した後、次のステイ先に向けて出発しました。この間に、世界征服サミット(World Domination Summit)のサンディエゴ在住の参加者によるミートアップがあり、今年の7月に向けての抱負を語り合ったりする機会もありました。我が家に滞在した2週間の様子は、こちらのネイサンのブログ記事にもまとめられています。

2年半ほど旅を続けているネイサンですが、今後について実は悩んでいました。ずっと旅行を続けたい気持ちと、一箇所に留まって、ひとつのプロジェクトにじっくり取り組んでみたり、あるいはそこで出会う人々との縁を育てたいという気持ちで揺れ動いているのです。彼自身もブログ記事“Living with Too Much Uncertainty and a Fear of Commitment”に書いていますが、ひとつのところに留まると、また旅に行くことがもうできなくなるのではないか、という恐れもあるようです。また「自分は、旅をしながらも食生活を含めた健康的なライフスタイルを続けることをテーマにブログも書いているのに、旅を続けなかったらそれができなくなる」とも考えていました。旅行して面白い体験をし続けなければ、誰も自分に興味を持たないだろう、とも。

ネイサンを送り届けたあとも、このことについて考えていました。自分のアイデンティティの一部となっているプロジェクトなりゴールなり属性などに終わりがきたとき、人は“identity crisis”に陥ることがあります。例えば私が国連職員という勤務先を辞めて、結婚のためアメリカに来た当初などは、まさにこの状態でした。それまで「国連という機関で働く自分」に価値を見出していた部分がまったくなくなってしまったのですから。そういった属性をとりはらったとき、多くの人は自分とは何か?この世で何ができるのか?人の役に立つことができるのか?自分のいる意味とは、あるいは価値とは?といった疑問の答えを求めてsoul searching をすることになります。ひとつ思うことは、私たちが本来持っている性質や人間性といったものが、次へのステップへと導いてくれるのではないか、ということです。ネイサンがこれから旅を続けるのか、それともここで一旦終わりにするのか。その答えを見出そうとして取る行動そのものにも、ネイサンらしさが現れているはずです。7月の世界征服サミットでの再会を期して別れを告げながら、それまで私もまた頑張ろうと気持ちを新たにした出会いでした。

ポッドキャスト番組を作っています

01/28/13

今年やりたいことのひとつに、ポッドキャスト番組を作るというものがあります。新年があけ2週間がたち、さてそろそろとりかからなければ・・・と、図書館から本を借りてきたりネットでリサーチをしたりしていたのと平行して、先日の記事に書いたカウチ・サーファーを我が家に受け入れることになりました。

泊めてくれるお礼に自分のもっているスキルは何でも提供します、ということで、ポッドキャストについて聞いてみたところ、彼も以前ポッドキャストを作ったことがあるとのこと。1時間ほどコンピュータの前でプロセスを説明してもらいました。本を読んだりYouTubeの動画を見たりしてある程度の知識は得られたのですが、やはり何か新しいことを学ぶ際には、経験者が実際に手を動かして説明をしてくれるというのは非常に有益な方法だな・・と再認識させられました。

ふとしたご縁から、初回の番組のインタビューをさせてくれる人も見つかり、夫のマックで録音をしようと思っていたところ、以前ユーストリームの番組を一緒にやっていたこの方から「試しにマイクとミキサーを貸してあげる」とのありがたいお申し出が。ミキサーなんて敷居が高いと思って敬遠していたのですが、実際に使い方を説明してもらうと(必要最低限のところは)非常にシンプルであることがわかりました。それらの機器を携えてインタビューに臨み、無事に初回の番組のメインのコンテンツになる部分を録音することができました。また、カウチサーファーの彼も、サンディエゴ滞在はあと数日になってきたので、本日英語でのロング・インタビューをさせてもらい、これから編集をするところです。

ポッドキャスト番組はかなり長い間「やりたい」と思っていながら、あれやこれやと理由をつけて先送りにしていたのですが、今年の3月頃をめどに始めることができそうです。また今後はスカイプ経由でのインタビューもしていく予定です。日本でも海外でも、国際結婚や国際恋愛をされている方、ブログやビジネスをお持ちの方で「ポッドキャスト番組に出ても良い」とお思いの方は、ぜひ etsuko@mypeacefulfamily.com までご連絡下さい。

カウチ・サーフィンで旅をしよう

01/22/13

英語で“Couch Surfing”という言葉があります。ウィキペディアの日本語版にもこちらの説明があるように、宿泊先を探している旅人と、場所を提供してもよいと思う人を結びつけるコミュニティのことです。この仕組みを利用して旅をする人のことをCouch Surferとも言ったりします。2年前から参加しているWorld Domination Summit(世界征服サミット)には、主催者のクリスも顔負けの旅人たちが多く集まりました。初年度に日本からサミットに参加したこの友人もこのカウチ・サーフィンで宿を確保していたようです。

実は今、我が家にもカウチ・サーファーが滞在中です。去年の世界征服サミットをきっかけに、サンディエゴから世界征服サミットに参加した人たちのネットワークができ、Facebook上で交流したり、たまにミートアップで集まったりしていました。先週木曜日にそのFacebookのコミュニティのページに「またサンディエゴに帰ってきます。もし数日間滞在できる場所があれば是非教えて下さい」との書き込みがあり、投稿者はサミットの場を含めて実際に何回か会ったことのある信頼できる友人の友達だったので、夫と相談の上「もしよかったらうちにどうぞ」とFacebook上で返事。数時間後に「ぜひよろしく」という返事があり、詳細を連絡しました。

土曜日の深夜にやってきた彼はここ2年くらいアメリカ中を旅して回り、定住所を持たないノマド生活をしていることが判明しました。サンディエゴに来る前は6週間ほどハワイにいたとのこと。旅行をしながらも健康的な生活を送るというゴールを追及する彼のウェブサイト、Nonstop Awesomenessこちらです。事前に聞いていたとおり、さっそく翌日には得意の料理の腕をふるってくれました。一言でいうと「好青年」で、滞在場所を提供している私たちにことあるごとに感謝の意を示してくれるだけでなく、ハワイから来る直前に購入したというウクレレを弾いてくれたり、ノマド生活の長短について率直なところを話してくれたり、今年の世界征服サミットに向けての抱負を語り合ったり、私たちにとっても日常生活とはちょっと違う刺激をもらう数日間になりました。おそらく留学生をホームステイさせるというのも似たような感覚なのでしょう。数日後にはまた次の土地(今回はロサンゼルス)に向かう予定だという彼は、食に関する番組を作成するというプロジェクトを行っているそうです。

カウチ・サーフィンをする際には、ネットでのどんな出会いにもあてはまる注意はやはり必要でしょう。初心者はまず(今回の私たちのように)周囲の知人・友人の紹介だったり、共通の趣味やなんらかのつながりがある人からホストしたり、してもらったりする方法もあります。またソーシャル・メディアや、本人が実名で行っているブログなどのウェブ・プレゼンスを確認して、信頼できそうかどうかを判断することもできるでしょう。友人同士やカップルでカウチ・サーフィンをする人々もいるそうです。もし自分が「カウチ・サーフィンで宿を確保したいな」と思っている場合は「どうしたら信頼してもらえるのか?(自分だったらどんな人なら信頼できるか?)」という点から考えてみると、何をすべきかおのずと見えてくるのではないでしょうか。

世界征服サミット(World Domination Summit)チケット入手の最後のチャンス!

01/15/13

2011年から始まった世界征服サミット(World Domination Summit)は今年で3回目を迎えます。今年も開催都市はオレゴン州ポートランド。参加者が去年の2倍の2000人になるのにあわせて、会場もさらに広いところになります。過去2年とも素晴らしいお天気に恵まれ、美しいポートランドを存分に味わいながらの参加になりました。金曜の夜のオープニング・パーティ、土曜・日曜の基調講演やワークショップ、そして締めくくりのパーティに至るまで、盛りだくさんという言葉では言い表せないほど充実した2日半のこのイベント。今年は7月5日から7日の週末に行われます。

既に半数のチケットは9月までの時点で販売が終了。残りの1000枚はアメリカ西海岸時間で1月16日(水)午前9時から(日本時間の17日(木)午前2時から)販売が開始されます。この機会にぜひチケットを入手したい!と思われる方はこちらのページを確認の上、準備をして臨まれることをおすすめします。残りのチケットが1000枚のところ、現在(イベント参加に興味を示している人が登録している)ウェイティング・リストには8000以上もの名前があるとのこと。1000枚がネット上でさばかれるには数時間はかかるかもしれませんが、いずれにしても一日のうちにはなくなることが予想されます。どうしようかな?と思われている方、是非「世界征服サミット ポートランド」で検索して事前のリサーチをしてみてください。今年はまた格別な経験になりそうで、今からワクワクしています。

渡米10周年

11/14/12

私は10年前の今日、11月14日にアメリカに移住しました。2002年の5月に婚姻届を出し渡米の手続きを開始し、夏ごろに移民ビザを取得。当時勤務していた国連機関に退職の申し出をし、後任の選出に関わり、引継ぎをし・・・としている間に季節も変わり、いつのまにか11月になっていました。ロサンゼルス空港に到着後、予定通りイミグレーションのところで別室に案内され、手続きをすませてパスポートに暫定グリーンカードのスタンプを押してもらったときはほっとしたものです。それからシャトルバスでサンディエゴに向かい、オールドタウンのトロリーの駅で夫がバラの花束を持って待っていました。その足で向かった近所のメキシコ料理のレストランから日本の家族に「着いた」と公衆電話から(!)電話をしながら、ああ、本当にアメリカに来たんだ・・・という実感が湧いてきました。

そのときの私に、10年後には国際結婚や子育てのサポートをする仕事をしている、とか、3人の男の子の母親になっていると聞かされても、そんなことあり得ないと思っていたことでしょう。実際、その当時は子どもが欲しいかどうかさえ定かではなかったのです。特に子ども好きというわけでもなかったし、夫の「ぜひ子育てを体験したい」という強い希望がなければ、別に二人で楽しく暮らせばいいじゃない・・・と思っていた可能性も大いにありました。また仕事にしても、国連は(傍から見れば)あっさり辞めたものの、国際協力の仕事には未練がありました。そのため、サンディエゴに引っ越したあとも、国連時代の友人のつてでJICAのコンサルタントとして雇われ、8ヶ月ほどの間にベトナムに5往復して現地でしばらく暮らしたり、サンディエゴの非営利団体の中でも国際協力を行っている団体を中心に職探しをしたりしました。実際には国際協力の仕事は見つからず、家庭内暴力を防止する活動をする団体で勤務を開始しました。

その仕事のあと、進路に迷ってコーチングを受けた結果、サンディエゴの日本語補習学校での事務局長の職に就き、翌年には長男が生まれました。長男が生まれてからの6年間は、それまでの4年間と比べても時間の流れが加速したような印象があります。フルタイムの仕事、次男の誕生、その合間に模索し始めた新たな働き方、生き方・・・ソーシャル・メディアがそれまでよりもさらに一般的になり、私がこのブログを始めたのは2009年のことです。2010年には本を出版し、それまでに行っていた親子コミュニケーションコースの講師に加え、国際結婚成功コンサルタントとしての仕事も始めました。そして2012年。三男が無事誕生したのは2月のことでした。夏にはハワイに一家で引越し。贈り物のような数ヶ月のハワイ生活を経てサンディエゴに帰ってきたあと、これまで10年近く住んだところから引越しをすることにしました。

“Change is constant”. ありとあらゆる物事は常に変化し続けます。10年後にはどこで暮らしているのか。子どもたちは、夫は、私は何をしているのか。区切りの年に振り返ることを楽しみに、また頑張ろう・・・と思う渡米記念日なのでした。

それは、本当にやりたいことなのか?

10/09/12

今年の夏に行われた世界征服サミットでは、参加者が自分のストーリーをシェアする時間が設けられていました。数百人もの人が事前の呼びかけに応えて応募し、事前に選ばれた人々はそれぞれ、内容により5分や10分という短い時間を与えられていました。多くの人は1000人もの聴衆を前に話した経験はなく、きちっと時間通りに収まるプレゼンをした人々は準備をきっちりしてきたんだろうな・・・と思わせるものがありました。

今でも印象に残っているもののひとつはニコルという女性による「長距離を走ること」についてのスピーチです。彼女は6年間もの間、不眠症で悩んでいましたが、あるとき砂糖とお酒にアレルギーだったことがわかり、それらをやめて以来眠れるようになりました。それをきっかけとして、それまでずっと「いつかやりたい」と思いながらも、それまでは寝不足でエネルギーが圧倒的に不足していたためにできずにいた「走ること」を決意したのです。この5分間のスピーチでは、彼女が走り始めたときには「2分ともたなかった」という状態から、14ヶ月のうちにハーフ・マラソンを4回走るまでになり、その間に学んだことを話しています。

Talk 2 from Chris Guillebeau on Vimeo.

彼女が学んだことのひとつは、“Big, sexy dreams are only accomplished one, tiny, unsexy step at a time” つまり、マラソンを走るなどという大きくて華やかなな目標は、その目標の華やかさとは正反対の、全然華やかじゃない小さなステップを一歩ずつ積み重ねることでしか達成されない、ということ。野球選手のイチローの有名な言葉にも「細かいことを積み重ねることでしか、頂上には行けない。それ以外に方法はない」というものがあります。世の多くの人が知るところとなるような華やかな業績の裏には、ほとんどの場合、長い時間にわたる日々の積み重ねがあるということでしょう。このスピーチをした彼女も、その「日々の積み重ね」を避けて通る方法はないと述べています。

このスピーチをしたニコルは、最近「走ること」についての無料の電子書籍を発表しました。「モチベーション」に頼る方法では失敗する!といううたい文句に惹かれてこの電子書籍を昨日入手し、一気に読んだのですが、彼女は実に「走る」というアクションをとる前に5つのステップがあると言っています。彼女いわく、多くの人は“Just do it!”という感じでいきなり走り始め、そして挫折してしまうのだとか。そうではなく、本当に走りたいのか?なぜ走りたいのか?と、自分の内面とじっくり向き合うことから始め、「走る理由」のリストを作ること、実際に生活を見直して走る時間を確保すること、などなど、走り始める前にすべきことが書かれています。もし最初のステップで「なぜ走りたいのか?」の理由が「周囲を驚かせたい(やるなコイツ!と思われたい)」だったり「健康にいいから」ということだった場合、「走ること」が本当にその目的を果たすために最適なことなのか?と一歩踏み込んで考えるということが書かれています。自分の「本当の目標」が何なのかを見極めることが、ハッピーな生活を送る秘訣だ、とも。この電子書籍を読んでみて、何かを「やりたい」と思い実際にあれこれと動く前に、これらのステップについて考えることは、走ることに限らず人生における様々な目標設定にも使える方法ではないかと感じました。この無料の電子書籍についてはこちらをご覧ください。