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「期待」というのはやっかいなものです。親が子どもに期待すると、何が起こるでしょうか?特に日本から越してきたばかりの場合、親は子どもにはすぐに英語(あるいは現地の言葉)を覚えてほしい、学校では友達を作ってほしい、よい成績をとってほしい、異文化にもうまく適応して人気者になってほしい・・・などという期待をします。中には非現実的な期待もあるでしょう。過剰な期待をかけられた子どもは、親の期待に応えることができないと、最初から何かを始める前にあきらめてしまうこともあるかもしれません。でも、まったく期待しないとどうなるでしょうか?「うちの子はどうせ・・・だから」と言って、何も期待せず、そのために小言を言ったり時には厳しく言うことがまったくないとすれば、子どもは親からの愛情を感じることができません。Redirecting Children’s Behaviorのコースでは、躾のスタイルの違いについて学びますが、子どもの言うことを何でも聞いて躾らしい躾をしない親のことをPermissive、服従的と呼びます。子どもにとっては一見パラダイスなようなこのスタイルですが、子どもは「親が自分に何も言わないのは、どうでもいいからかな?」と思ってしまい、10代になって親の注意を引こうと極端な行動に走ることもあると言われています。

parentchildargueでは、どうすればいいのでしょうか?私は、ポイントは「何をしてほしいと期待するか」と言うところだと思います。「よい成績をとってほしい」「言葉をすぐに覚えてほしい」という、目に見えるわかりやすい成果を期待するのではなく、子どもが「ベストを尽くす」ことを期待するのです。お子さんのことを一番よくわかっているのはご両親である皆さんです。お子さんの性格、強みや弱み、感情表現の方法などをよくわかった上で、それぞれのお子さんがベストを尽くしているか?ということに注目して、またそのための環境を整えるために全力でサポートをすることが重要です。特に日本から来たばかりの場合、お子さんがおかれている状況やストレスを十分に理解し、子どもなりのやり方でベストを尽くせる状況にあるのかどうか、冷静に見極める必要があります。

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Comments so far: 1

くにえ Says:

July 9th, 2009 at 11:14 am

えつこさん、早速読ませてもらいました。これからも楽しみにブログ拝見させてもらいます。

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